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NPO活動休止のお知らせ

 平素「NPO法人群馬前立腺がん患者さんを支援する組織」の活動への御理解と御協力をいただき、感謝申し上げます。
 さて、平成17年(2005年)5月に「患者さんと医師との水平な関係を」との理念から設立された当NPOですが、令和2年8月現在まで、約15年にわたって活動を継続してくることができました。これもすべては会員および当NPO活動を陰ながら支えて頂きました皆様のご支援・ご協力の賜物に他なりません。
 その15年間に前立腺がん治療は日進月歩の発展をとげてまいりました。平成21年、ロボット支援下(ダビンチ)前立腺全摘除術の日本での承認と普及、前立腺がんに対する重粒子線治療が群馬大学医学部附属病院にて平成22年から高度先進医療として、平成30年からは保健適応疾患として行われるようになったこと、抗がん剤による薬物療法の発展、また無治療経過観察療法もそのひとつといえましょう。その間、当NPOは患者様への専門的なアドバイスにより一定の意義と役割を果たしてきたと自負しております。
 また前立腺がん治療の発展、成熟によって、治療方針の選択肢を提示する泌尿器科医師も、また治療を決定し、実際に治療を受ける患者さん御自身も一定の成長を遂げてきたといえるでしょう。
 一方、それとともに当NPOの啓発活動の場の減少および電話やFAX、メールでの相談件数の減少は年々顕著で、当NPOは活動を一時休止する時期に来ているのではと感じておりました。そこで、当NPOは本年度より一時活動を休止することといたしました。もし当NPOが必要とされる時期が来れば、そのときには活動を再開したいと考えております。

 

 15年にわたる会員の皆様のご支援・ご協力、誠にありがとうございました。なにとぞ活動休止への御理解をいただければ幸いです。
 みなさまのこれからの御健勝と御活躍を心よりお祈り申し上げます。
 

令和2年8月吉日

NPO法人群馬前立腺がん患者さんを支援する組織
理事長  山中英壽
理事  山本 巧

 

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